スクーデリア・アルファタウリのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2022年F1シンガポールGP初日のフリー走行を振り返った。今回のF1シンガポールGPに向けて新しいフロントウイングを持ち込んだスクーデリア・アルファタウリだったが、FP2で角田裕毅は燃料システムの問題、ピエール・ガスリーは、エアインテークから出火するトラブルに見舞われて、満足な走行を重ねることができなかった。
「ここで2年間レースを逃していたのでシンガポールに戻ってこれたのは素晴らしいことだ。素晴らしいイベントであり、極端な条件によって、車だけでなく、ドライバーとチームにも要求の厳しいトラックだ」とジョナサン・エドルズは語った。「FP1 は、この新世代のマシンが、シーズンで最もバンプが多いことで有名なこのストリート サーキットのバンプ上でどのように動作するかを学ぶことに重点を置いていた。また、AT03の開発を継続するために導入した新しいフロントウィングの特徴を明らかにするために、いくつかの空力作業の完了にも時間を費やした。セッション中に段階的にそれを構築し、FP2 に向かう主な制限を明確に把握した」「2回目のセッションは、裕毅の車の燃料システムの信頼性の問題で、より挑戦的だった。これにより、彼はソフトでの軽い燃料での走行もロングランも完了できなかったので、明日はいくつかの作業を行う必要がある」「ピエールも燃料ブリーザーを接続した後に小さな火事で少しタイムをロスした。それは実際よりも悪化しているように見えたが、すぐにクルマを元に戻すことができた」「このトラックでは予選が重要であり、期待したパフォーマンスが見られなかったので、今夜すべてを分析し、それに応じてセットアップを変更するためにいくつかの作業を行う必要がある」
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