スクーデリア・アルファタウリのビークルパフォーマンス チーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリが、2022年F1オランダグランプリの予選を振り返った。土曜日のFP3でも車に問題を抱えていたスクーデリア・アルファタウリは、予選にむけてさらなるセットアップ変更を敢行。それが奏功し、角田裕毅が今季4回目となるQ3進出。ピエール・ガスリーはQ3に0.084秒及ばず11番手だった。
「金曜日のフリープラクティスでは自分たちのパフォーマンスに満足できなかった。パッケージを改良できる余地が残っていることは分かっていた」とクラウディオ・バレストリはコメント。「したがって、金曜から土曜にかけて徹夜でセットアップを変更することにした。タイヤマネージメントと全体のパフォーマンスを向上させることが目標だった。我々はコーナーで特に苦しんでいて、高速コーナーではスライドしていたし、セクター1では他のチームよりも遅れていた」「土曜日のFP3では主要な問題が解決できていなかったので、パフォーマンスに満足できなかった。それで予選前にセットアップにさらなる変更を加えることにしたが、これが功を奏した」「最終的に裕毅が9番グリッド、ピエールが11番グリッドからスタートするので、満足できる結果が得られたと思う。あとは決勝を迎えるだけだ」「タイヤを管理してデグラデーションをコントロールすることが非常に重要になるだろう。これが上手くできればポイント圏内が見えてくるはずだ」
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