アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPの決勝を振り返るとともに、2020年シーズンを総括した。F1アブダビGPで、アルファタウリ・ホンダF1は2台がトップ10内からスタートし、ピエール・ガスリーが8位入賞。ダニール・クビアトは入賞に一歩届かず11位でレースを終えた。
今シーズン、アルファタウリ・ホンダは、F1イタリアGPでのピエール・ガスリーの優勝を含め、107ポイントを獲得。トロロッソとして参戦開始した2006年以来最大となるコンストラクターズポイントを獲得した。「まず、アストンマーティン・レッドブル・レーシング、マックス・フェルスタッペン、そして、ホンダの素晴らしい勝利を祝福したい。非常に強力なパフォーマンスだった」とフランツ・トストは語った。「我々のチームに関しては、昨日2台がQ3に進出するという成功した予選を行い、ダニールが7番手、ピエールが9番手からレースをスタートした。これは良い結果だったが、オプションタイヤでレースをスタートしなければならなかったので若干不利になった。10周目にバーチャルセーフティカーが導入され、続いてセーフティカーが入ったことで、我々はピエールとダニールをダブルスタックで呼び、2台をベースコンパウンドに交換して、レースの最後まで走った」「セーフティカー後、二人のドライバーはポジションをかけて戦い始めた。ピエールはルクレール、ストロール、そして、ベッテルをなんとかオーバーテイクして8位でフィニッシュした。ダニールはトラフィックに引っかかってしまい、ポイント圏外の11位でレースを終えた」「今週末のレースペースは期待していたレベルではなかったが、全体的に今年はスクデーリア・アルファタウリにとって素晴らしいシーズンだった。我々は強く、競争力があり、コンストラクターズ選手権で107ポイントを獲得した。それは我々のF1史上最高のスコアだ」「チームにとって大成功のシーズンであり、イタリアと英国の両方のチームの全員に心から感謝している。ホンダの日本の友人たちにも感謝している。彼らは非常に強力で信頼性のあるパワーユットを供給していくれた。また、ドライバーのピエールとダニールにも感謝している。彼らの経験はより高く競争力のあるレベルに引き上げることに役立った」
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