フェルナンド・アロンソは、トヨタの2018年型LMP1カー『TS050ハイブリッド』でのテストを実施した。トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)は1月30日(火)、2018/19シーズンのLMP1ドライバーにフェルナンド・アロンソを起用することを発表。ル・マン24時間レースを含めてF1と日程が衝突しない全てのFIA 世界耐久選手権のラウンドに参戦することが決定した。
フェルナンド・アロンソは、スペインのアラゴンで実施されたトヨタのプレシーズンテストに参加。トヨタは3日間のテストで夜間の走行を含めた耐久テストを実施した。フェルナンド・アロンソは、他の4人のトヨタドライバーとともに2018年型TS050ハイブリッドで走行。チームを組むセバスチャン・ブエミは第2子テオが誕生したため欠席した。トヨタは1月上旬にアラゴンで2018年仕様のシェイクダウンを実施している。トヨタの広報担当は最新版のTS050 HYBRIDを“キャリーオーバーカー”と表現し、2017年の経験に基づいたマイナーなアップデートしか施されていないとしている。フェルナンド・アロンソは、昨年のWECルーキーテストでTS050ハイブリッドをテストしているが、2018年型を走らせるのは初めての経験となった。WECは、4月6日・7日の2日間にわたって“プロローグ”テストを実施するが、フェルナンド・アロンソはF1バーレーンGPに出場するため参加できない。また、WEC 第5戦 富士6時間レースは、F1アメリカGPと日程が衝突しており、WECよりもF1を“優先”するフェルナンド・アロンソは、現段階では富士6時間レースを欠場すると見込まれている。しかし、富士スピードウェイを所有するトヨタ自動車は、WECおよび富士6時間に重要な影響力を持っており、ホームレースにスタードライバーであるフェルナンド・アロンソを出場させるために富士6時間レースに日程変更を要請していると報じられている。
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