フェルナンド・アロンソが、F1日本GPへの意気込み、鈴鹿サーキットの印象を語った。フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)「昨日の夜遅くに鈴鹿に到着して、すぐに衝撃を受けた。多くのF1の人間に人気がある伝統的なイタリア料理店の“カンパネッラ”がなくなっていた。90年代にカートのレースで初めて鈴鹿に来たときからそこに行っていたので残念だよ。今と同じホテルだったし、このサーキットのたくさんの良い思い出がまさにその最初の経験と結びついている」
「確かに2回目のワールドチャンピオンにとっての2006年の成功もある。そのレースが、フェラーリ内外の多くの人達にとって不愉快なことを思い起こされるかもしれないのはよくわかっているけど、それがレースだ。このトラックで勝つことは特別な感情を与えてくれる。世界で最もハードなトラックだからね。ここで成功するには空力面が非常に強いクルマを持っている必要がある。シルバーストンやバルセロナと似ているね。非常に長い最初のコーナーと一連のS字を特徴とする非常に特別な最初のセクションは、完璧に正しく走らなければラップタイムに大きく影響を及ぼす。技術面と運転面で非常に厳しいトラックだ」「ここ数日すでに言っているけど、F10はモンツァとシンガポールという非常に異なるトラックで競争力があることを証明しているので、鈴鹿でも同じようにならない理由はない。でも、僕たちの実際の位置を理解し始めるには、最初の2つのフリープラクティスセッションを経験した金曜日の午後まで待たなければならない。日本は好きだし、お気に入りの国のひとつだ。食べ物や文化が好きなんだ。両方ともヨーロッパの伝統とは非常に異なっている。あと、東京もとても美しい都市だし、いつも楽しんでいる。本当に熱心な日本のファンの熱意という点でも鈴鹿でレースをすることは特別だ。今週末は彼らに良いショーを提供したいね」