フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンF1で初めてエイドリアン・ニューウェイと共に仕事をする機会を得たことについて、その影響力の大きさに強い敬意を示している。バルセロナで行われたプレシーズンテストの場で、アロンソはニューウェイを「常に何かを教えてくれる存在」だと語り、チーム内に生まれている独特の雰囲気を明かした。エイドリアン・ニューウェイは今季、シルバーストーンを拠点とするアストンマーティンF1チームを率い、2026年型マシンAMR26を設計した。
そのAMR26は今週のテストで初めてサーキットを走行し、ニューウェイらしい特徴を随所に備えながらも、アストンマーティンのライバル勢と比べて、よりラディカルな印象を与えている。アロンソは、ランス・ストロールが木曜に数周を走らせた日にサーキットへ姿を現し、満面の笑みを浮かべていた。スペインメディアに対し、ニューウェイの存在が現場にもたらす影響について、次のように語っている。「メカニックたちは皆、彼がクルマの細部や改善点を指摘してくれるのではないかと、彼の動きを見ている。彼はいつも、僕たちに何かを教えてくれる。」金曜にはアロンソ自身が49周を走行し、ニューウェイ設計による最初のアストンマーティンを本格的にシェイクダウンした。前日のストロールの走行は、電気系トラブルと見られるオン・トラックでの停止によって短時間に終わっていたが、この日は順調に周回を重ねている。44歳のアロンソは、現在のF1グリッドにおける最年長ドライバーだ。そのアロンソと、現代F1で最も成功した設計者の一人であるニューウェイが手を組む構図は、多くのファンにとって極めて魅力的なものとなっている。2026年シーズンに向け、この“師弟関係”がどのような成果を生むのか、パドックの注目は確実に高まりつつある。