フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンが「次のステップ」に進み、2024年F1シーズンで勝利を目指して戦えることを期待している。アロンソが冬にアルピーヌからアストンマーティンに移籍した時期、チームがコンスタントに上位を走るコンテンダーに成長した時期と重なり、アロンソはアロンソは開幕から8戦で6回の表彰台を獲得した。
しかし、シルバーストーンを本拠地とするアストンマーティンは開幕から急速に調子を落とし、過去8戦ではトップ3フィニッシュを1回しか達成できず、コンストラクターズ選手権でも4位に後退している。しかし、ルイス・ハミルトンにランキング3位を明け渡したアロンソは、シーズン序盤のアストンマーティンの勢いは、チームの実力以上の成績を収めていたと主張する。2度のワールドチャンピオンであるアロンソは、アストンマーティンがさらなる進歩を遂げ、2024年は圧倒的な強さを誇るレッドブルに挑戦する存在になりたいと主張している。「正直なところ、表彰台争いなどというのは楽観的すぎると思う」とアロンソはChannel 4に語った。「でも、バーレーンではマシンがとてもよく機能していたし、これほど競争力のあるマシンを手に入れたのはうれしい驚きだった」「だから今はもっと多くのことを望んでいるし、レースに勝つために戦うという次のステップに進みたいと思っている。今年はレッドブルが圧倒的だったけど、来年は僕たちもその一歩を踏み出したいね」アストンマーティンのチームプリンシパルであるマイク・クラックは、今シーズンの残り6戦で苦境を好転させることが「非常に重要」だと認めた。アストンマーティンが現在進行中の不振に終止符を打つことが極めて重要かと問われたクラックは「100%そう思う。とても重要なことだ。去年とはちょっと逆だ」と答えた。「もしスタートがうまくいって、他の選手に抜かれてしまったら、その逆よりも士気が下がる。そしてそれは、我々にとって、流れを変えるためにとてもとても重要なことだ」「最終的にどうなるかはわからないが、この流れは変えなければならない」今年の初めにはレッドブルの直近の脅威となっていたアストンマーティンだが、その後はフェラーリ、メルセデス、そしてマクラーレンにも追い抜かれ、現在では49ポイント差で5位につけている。クラックは、アストンマーティンは、ライバルたちが今年前半の競争力を妨げた問題を克服した後、開発力を失ってしまったと考えている。「ランキングを見る必要があるが、当時は我々よりも他のライバルの方が問題を抱えていた」とクラックは認めた。「だから、これからのレースに向けて取り組む必要がある。どこでも機能するクルマが必要だ。今はまだそれができていない」
全文を読む