フェルナンド・アロンソが、新天地フェラーリで迎える2010年F1バーレーンGPへの意気込みを語った。フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)「ついに僕たちはここへきた!激しい2ヶ月を終え、F1シーズン、そして僕のスクーデリア・フェラーリ・マールボロでの初シーズンがスタートしようとしている。すでに新しいチームに慣れているし、チャンピオンシップが待ちきれない。かなり興味深いスタートになるだろうね」
「僕は月曜の午後にバーレーンに着いた。冬が終わっていないように思えるヨーロッパとこことでは気候がかなり異なる。ここは暑いけど、湿気はないので、実際には外にいてもかなり心地良い。クルマとタイヤが非常に高い気温でどのような機能するかをみることになるので、今週末は気候が重要なファクターになる。2月のテストでは25度以上ではドライブしなかったけど、ここの気温は30度を越える。このようなコンディションでタイヤがどのように働くか理解しなければならない。去年のリファレンスポイントも非常に関係してくるしね。新しいレギュレーションがそれほどでもないとすれば、今年の開幕戦は以前と比較してかなり改良されたトラックで開催される。今朝、エンジニアと一緒に自転車でトラックを見て回ったけど、とても異なっていたし、より誘導的なトラックになったと言える。かつての伝統的なストップ&ゴーのトラックではなくなった。ここのラップタイムはチャンプオンシップの全てのトラックで最も高くなるだろう。7キロを越えるスパよりもさらに高い。新しいセクションは中速コーナーが続いていて、過去と比べて高いダウンフォースが要求されるし、よりタイヤに厳しくなるだろう。金曜日の午前中にドライブしての判断になるけど、トラックがまだかなり汚れていることを忘れてはならない」「チャンピオンシップのスタートに対してのファンの期待が大きいことはわかっている。僕たちはうまく準備ができていると確信している。チームは、とても注意深く、献身的に作業してきたし、その結果がわかるだろう。僕たちは優れた信頼性レベルを示してきたし、パフォーマンスも最高レベルだ。F10は素晴らしいクルマだよ。何度も言ってきたけど、僕にとって、これまで運転してきたなかで最高のクルマだ。それは必ずしも全体で最高のクルマというわけではないし、タイトルを獲れるという意味ではない。テストでわかったことは、非常にバランスがいいということだ。小さなことだけど、ポジティブかネガティブかは十分な差になる。確かなことは今年のチャンピオンシップをしっかりとスタートするために全力を尽くすということだ。それはみんなに約束する」