フェルナンド・アロンソは、2020年にF1に復帰する可能性があると認めるが、マクラーレン・ホンダのようにゼロからスタートするプロジェクトに興味はなく、すぐにワールドチャンピオンを狙える場合のみ復帰を決断すると語る。ル・マン24時間レースを2連覇し、WECチャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソは、今季限りでトヨタを離脱。以降の活動はまだ白紙となっている。
フェルナンド・アロンソは、F1へのドアは開かれたままだとイタリア紙 Man In Town に語った。「F1が再び魅力的なオプションになれば、間違いなく復帰するだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2020年にフェルナンド・アロンソのためのシートは空いていないとしてチームへの復帰を除外している。フェルナンド・アロンソは、トップ3チームのうちのひとつのシートを狙っていると勧化られている。「ニコ・ロズベルグが引退を決意した2016年にメルセデスとコンタクトを取っていた」とフェルナンド・アロンソは明かす。「トト・ヴォルフと話をしたけど、最終的には決定には至らなかった。僕はマクラーレンにいたし、解決策を見つけるのは簡単ではなかった」「今後、興味深い提案にはオープンだ。F1に復帰することを決心するならワールドチャンピオンを獲得できるチャンスがある場合だけだ」新生マクラーレン・ホンダに期待を抱いて移籍したフェルナンド・アロンソだったが、3年間で一度も表彰台に上がることができなかった。その二の舞を踏みたくはないようだ。「ゼロからスタートするプロジェクトに興味はない。すぐに勝てるクルマがほしい」セバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリ加入が噂されていたフェルナンド・アロンソだが、その可能性は低いとされている。元所属チームであるフェラーリに何かアドバイスはあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「忍耐だ」とコメント。「毎週末、勝利することを期待されるのは簡単なことではない。フェラーリは世界で最も知られていて、愛されているチームだ」「僕がいた頃は、スキルと技術的なリソースが不足していたけど、僕たちは競争力があった。今、クルマはとても競争力があるけど、過度のプレッシャーが妨げになっている。そして、メルセデスはとても強い」
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