フェルナンド・アロンソは、来週マクラーレンのMCL34をテストすることが、2020年のF1復帰に向けた第一歩であるとは解釈してほしくないと語る。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、昨シーズン限りでF1キャリアに一旦ピリオドを打ったが、2019年のレースが2戦終わった段階で再びF1マシンで走行することが決定。バーレーンでマクラーレンのピレリのタイヤテストに協力する。
今季、フェルナンド・アロンソは5月にインディ500を制覇することを目標に掲げており、6月最終戦を迎えるFIA 世界耐久選手権ではタイトルを争っている。しかし、現時点ではそれ以降のレースについては決定しており、2020年にF1復帰することは可能な状況となっている。「去年も言ったし、バルセロナテストでも言ったけど、僕に復帰の考えはない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「去年“バイバイ”と言ったのはこの章がすでに完成したものだからだ。僕は夢見ていたよりもずっと多くのことをF1で達成した」 「F1以外で前例がないことをする素晴らしいチャンスがあったので、それをする決断をした。復帰する計画にないけど、何かが起きて、いいチャンスがやってくれば検討はする。僕は何事に対してもドアを100%閉じることようなことはしない」来週のF1バーレーンテストでは、フェルナンド・アロンソはピレリのタイヤテストが最優先となり、ピレリの走行プランに従ってドライブすることになる。フェルナンド・アロンソは、自分が走ることでマクラーレンのマシン解釈に役立てばいいと考えている。「僕はマクラーレンファミリーの一員だし、僕の貢献が少しでもチームの役に立つのであれば喜んでやるよ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「クルマに乗るのは火曜日と水曜日だけど、今日から日曜日までここにいるし、レースやセットアップを見て気付いたこと、ドライバーとの無線でエンジニアとは違う見方ができることがあればインプットを与えたいと思う。テストだけではなく、何でもいいので僕にできることがあればうれしい」 「僕にとっては自分自身をテストするようなものだ。またこのドライビングに戻り、クルマを少し理解して、タイヤが許すならばクルマの限界を知rたい。どのアクスルが制限になっていて、どのコーナーで僕たちが強く、コーナーのどの部分で弱いのかを探っていく。チームは僕自身よりもクルマの方に興味があると思うよ」開幕戦のオーストラリアGPは見たのかと質問されたフェルナンド・アロンソは「午後にリプレーで見た」とコメント。「セブリングから飛行機で家に帰る途中だったので家についてからコンピューターを立ち上げてレースを見た。結果はもう知っていたので、少し見方が変わったけど、とてもリラックスして見れたよ」
全文を読む