マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1イギリスGPのフリー走行1回目のケビン・マグヌッセン(ハース)との一件について、スチュワードはマグヌッセンに温情をかけてペナルティを受けることを意図的に回避したと考えている。フェルナンド・アロンソとケビン・マグヌッセンは、フリー走行1回目に第1セクターでサイド・バイ・サイドになった。マグヌッセンはブルックランズでアロンソに幅寄せし、コプスで抜き返した後も、アロンソの方がにマシンを寄せたように見えた。
この動きに対して、フェルナンド・アロンソは無線でマグヌッセンが『3回もぶつけようとした』と主張。両方のドライバーはセッション後にスチュワードに呼び出された。フェルナンド・アロンソは、ケビン・マグヌッセンがすでに運転に関して2回の戒告処分を受けているため、スチュワードはペナルティを考えて見逃したのではないかと考えている。戒告処分を3回受けると10グリッド降格ペナルティを科されることになっている。フェルナンド・アロンソは「彼はすでに2回の戒告処分を科せられているので、ペナルティを受けることになると思う。フットボールで1枚イエローカードを受けている選手がいくつかのアクションを見逃されているようなものだ。それが僕たちが知っているF1の仕組みだ」とコメント。ケビン・マグヌッセンは、インシデントが起こったのはマクラーレンが自分の走行プランをアロンソに伝えていなかったためだと考えている。「他にも無線できちんと伝えられていないケースがあった。彼は僕がプッシュラップだったのを知らなかった」とケビン・マグヌッセンはコメント。フェルナンド・アロンソは、フリー走行2回目にシャルル・ルクレール(ザウバー)と何度かポジションを入れ替えながら走行していたが、2つの件はまったく異なるものだとし、ルクレールはトラックポジションを争っているときに常に“落ち着いている”と付け加えた。「FP1のマグヌッセンとFP1でのルクレールと起こったことはまったくの別物だ。FP1ではルクレールと少しバトルをしていた。トラフィックのなかではクルマのハンドリングがかなり違ってくるし、レースでどんな感じかを知りたいからね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「トラフィックでの限界を見て買ったし、シャルルとはずっと落ち着いたバトルをしていた。とても才能のあるドライバーなので、その瞬間を楽しもうとも思った」フェルナンド・アロンソは、FP1を15番手タイム、FP2を6番手タイムで終えており、予選では中団は“激しい”バトルになると考えている。「トリプルヘッダーでクルマはあまり変わっていないので、ここであまり大きく変わるとは思わない。明日の中団バトルは激しいものになると思う」「たぶんハースは残りの僕たちよりも前にいるだろうし、ルノーがその直後にいて、ザウバーも近いはずだ。でも、トラックは過去2戦よりも僕たちに適しているし、フランスやオーストリアよりもQ3に近づけるだろう」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "I5cTdwZjE69ObEO9LzpDlkgo80V4krPs");});関連:F1イギリスGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
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