フェルナンド・アロンソのフェラーリ移籍をイタリアで最も有名なスポーツ紙である「ガゼッタ・デロ・スポルト(La Gazzetta dello Sport )」が報じた。すでにスペインのASによってアロンソのフェラーリ移籍は報じられているが、フェラーリの本拠地であるイタリアのガゼッタ・デロ・スポルトが報じたことで、その現実味は高まってきた。ガゼッタ・デロ・スポルトは、アロンソが赤いオーバーオールを着た合成写真に「アロンソは11月15日からフェラーリスタになる」とのキャプションを載せた表紙を掲載。
フェラーリとアロンソの契約は実際には昨年の夏に同意されたとし、2年契約と3年以上のオプションが持ち込まれていると同紙は主張。フェラーリは、フェリペ・マッサとキミ・ライコネンと2010年までの契約を有しているため“完全に黙っておくことに決めた”としている。また同紙は、ライコネンが弁護士からフェラーリが契約を守るように主張するよう助言されているとし、仮にフェラーリがライコネンとアロンソ入れ替えたい場合、フェラーリはライコネンに来年の報酬2,800万ユーロ全額を払わなければならないとしている。関連:フェラーリ、フェルナンド・アロンソとの契約を正式発表 - 2009年9月30日