マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1マレーシアGPの予選で2台揃ってQ3に進出したことは“明らかな前進”だと感じているが、自分のMCL32に搭載されたアップグレードパーツがどれくらい優れているかは疑問に感じている。マクラーレン・ホンダは、今週末のF1マレーシアGPでフェルナンド・アロンソのマシンにのみバージボード周りを改良した新たな空力パーケージを搭載。金曜日のフリー走行2回目でフェルナンド・アロノソは5番手タイムを記録していた。
しかし、予選ではQ3に進出したものの、古いパッケージで走ったチームメイトのストフェル・バンドーンから0.12秒遅れの10番手でセッションを終えた。フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが成し遂げた進歩には満足しているが、パワーハングリーなセパン・インターナショナル・サーキットの特性を考えれば、決勝でポイントを獲得するチャンスにはまだ懐疑的だと語る。「週末全体の内容には満足しているし、パフォーマンスは良好だった。2台揃ってQ3に進出できたことは明らかな前進だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちにとって良い週末になっているけど、ドライでポイントを獲得するのは難しいだろう。複雑なコンディションになれば僕たちの助けになるだろう。僕たちには何も失うものはないからね。でも、僕たちはドライでも速さはあるし、雨が降らなくてもポジションを守るために頑張るつもりだ」「6番手から14番手はかなり拮抗しているし、僕たちにとってタフなレースになるだろう。僕たちはあらゆることに準備しておく必要がある。ドライでポイント圏内に留まることができれば、それは前進だ。でも、セバスチャン(ベッテル)が追い上げてくるだろうし、トップ10にとどまっているのは難しいだろう」フェルナンド・アロンソは、新しいパッケージが予選でうまく機能しなかった真相を探るを探る前に、まず自分たちの発言に慎重になる必要があると語る。「昨日は新しいパーツが機能しているのは明らかだったし、そうコメントしていたけど、今日はうまく機能しなかった。自分たちが言ったことを撤回する必要があるかもしれない」「冷静にそれを分析する必要がある。クルマに新しいパーツを搭載するときはあまり多くのコメントをするべきではない」関連:F1マレーシアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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