フェルナンド・アロンソは、F1オーストラリアGPでのクラッシュが自身のレースキャリア全体で最大のものだったと述べた。フェルナンド・アロンソは、エステバン・グティエレス(ハース)と19位を争っていた際にグティエレスのリアに接触。クルマは宙を舞って大破したが、無傷でクルマを降りた。
2003年F1ブラジルGPでもフェルナンド・アロンソは大クラッシュを喫している。コース上に落ちていたタイヤに接触したフェルナンド・アロンソは、バリアに激しくクラッシュ。自力でマシンから脱出するも負傷の為に歩くことができず、その場にに倒れこんだ。メルボルンでの事故はブラジルと同じくらい酷かったと質問されたフェルナンド・アロンソは「いいや、たぶんブラジルの事故よりも今回の方が激しかった」とコメント。「最初のインバクトの後、宙を舞っているときはちょっと怖いものだ。きちんと着地してくれて、ウォールに対してではないことや頭からではないことなどを願うものだ。回転しているときは、止まることを願うけど、決して止まらないように感じるんだ」「止まったとき、抜け出すための小さな穴を見えて、すぐに抜け出そうと考えた。家で観ている人たちは僕がすぐに出きてほしいと思っているだろうからね。それが僕に最初に考えたことだ」その後、フェルナンド・アロンソは、自身のInstagramのアカウントで「今日は、人生に残っている運のいくつかを費やした。このクルマの安全性をマクラーレン、FIAに感謝したい。心配して心からサポートしてくれた同僚やファンにもね」と投稿した。事故後にFIAのメディカルセンターを訪れ、そこで医師から問題なしと正式に診断されたフェルナンド・アロンソだが、数日間は少し痛みを感じるだろうとと語る。「いろいろなところがちょっと痛い。あれくらいの速さで走っているときは体の中の全てが動くからね」「コックピットとステアリングコラムにぶつけたので膝もちょっと痛い。明日は氷が必要だろうけど、それ以外はまったく問題ない。とても幸運だったよ」フェルナンド・アロンソは、ポイントを獲得できなかったことと、すでに1基のパワーユニットを失ったことが何よりも痛いと述べた。「レースを完走できなかったこと、ポイントを獲得できなかったことにちょっと落胆している」「それにクルマは大破したし、パワーユニットを失ったことになる。すぐに2基目を使わなければならない。でも、そのフラストレーションを除けば、自分がここにいてあなたと話ができて良かったと思っている」「300km/hで走っているときは常に命を懸けているからね。このように回転して、打ち所が悪ければ、深刻な問題になる。感謝しているし、またクルマに戻りたいと思っている」関連:【動画】 フェルナンド・アロンソが大クラッシュ / F1オーストラリアGP