フェルナンド・アロンソは、次戦F1マレーシアGPへの出走を宣言する前にさらなる診察を受ける必要があると The Guardian が報じた。プレシーズンテストでのアクシデントで脳震盪を起こし、一時意識不明に陥ったフェルナンド・アロンソは、先週末に開催された開幕戦F1オーストラリアGPを欠場している。
その後、地元スペインで複数の医療検査をパスしてきたフェルナンド・アロンソだが、それらの結果はすべて22日(日)にケンブリッジ大学で3名のFIA指定医師が分析するという。加えて、3名の医師はさらなる検査も実施することになっている。 フェルナンド・アロンソが日曜日の検査で問題なしとの結果を得られれば、いったんドバイの自宅に戻ってからマレーシアへと移動し、レース前の26日(木)にさらに2つの検査を受けるという。最初の検査はセパン・インターナショナル・サーキットのチーフドクターによって行われ、FIAチーフメディカルオフィサーのジャン-シャルル・ピエットが最終検査を実施する。最終検査はいわゆる“衝撃テスト”と呼ばれるもので、ドライバーの反応時間をアクシデント発生前に残した過去の数値と比較する。フェルナンド・アロンソのマネジャーを務めるルイス・ガルシア・アバドは、一連の検査が“単なる形式的なもの”だと主張しているが、マレーシアでフェルナンド・アロンソの出走が許可されるにはすべての検査を必ず受けなければならない。 また、アロンソ本人もマレーシアGPでの復帰を強調しており、先週にはレース週末に向けた準備としてマクラーレンのシミュレーターでの作業を完了している。
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