フェルナンド・アロンソは、キミ・ライコネンと働くことは、過去のチームメイトたちとそう違いはないと述べた。昨年まで、フェリペ・マッサ(現ウィリアムズ)と組んでいたフェルナンド・アロンソは、今年からキミ・ライコネンをフェラーリのチームメイトに迎えた。しかし、今シーズンのフェラーリのマシンは競争力が不足しているとは言え、キミ・ライコネンはアロンソ以上に苦戦を強いられている。
「そのことについては、僕にはあまり意見はない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「もちろん、最高のクルマではないし、ダウンフォースとトラクションが足りない。ブレーキ・バイ・ワイヤや他のシステムが新しくなったことで、最初の数戦ではブレーキに困難を抱えていた。おそらく、彼はクルマを快適に感じられていなくて、バランスにも完全に満足できていなかったんだと思う」キミ・ライコネンと一緒に問題解決に取り組んできたというフェルナンド・アロンソだが、2人の関係性は過去にタッグを組んだドライバーたちと変わるものではないと語る。「僕たちは一緒に働いているのは間違いないし、ミーティングは去年よりもかなり長い。レース後に整理しなければならないことがたくさんあるからね。僕たちはサーキットで得たことを絶えず知らせ、エンジニアがそれをマラネロに伝達し、そのコメントがマシン開発のアイデアにつながるよう、手助けをしようとしている」 「フェリペや他のチームメイトとしてきた仕事と比べて、大きな違いはない。これまでもチームを助けるための仕事関係だった」 「僕たちにはもっといい仕事ができる。ただ、これまではそれができていない。少しは進歩したけれど、今年のベンチマークは変わっている。去年はレッドブルで、今年はメルセデスだ。問題を解決して、彼らのレベルに達する必要がある」
全文を読む