フェルナンド・アロンソは、2009年のフェラーリへの移籍を否定した。先週のモンツァテストで、フェラーリの社長であるルカ・ディ・モンテゼーモロが、ルノーのガレージでアロンソと立ち話をしていたとされるが、モンテゼーモロは2009年も同じドライバー・ラインアップで迎えると明言していた。フェルナンド・アロンソはスパ・フランコルシャンで「フェラーリが2人のドライバーと契約していることは明らかだ。来年の選択肢ではない」と述べた。
そして、モンテゼーモロと会話したという報道を否定した。「5秒間ほど話をしただけだ。調子はどうだと聞かれた。彼は隣にいたフィジケラをハグした。そしてハミルトンとも話をしていたよ」ルノー、BMWザウバー、ホンダ、トヨタは2009年のドライバー・ラインアップの最終決定をアロンソが市場に出ているあいだ保留している。アロンソは、フェラーリが2009年の選択肢ではないことは問題にはならないと述べた。「僕はまだ27歳で、フェラーリであろうが他のチームであろうが、レースやチャンピオンシップに勝つ時間はたくさんある。ルノーで2度チャンピオンシップに優勝したときは、フェラーリは僕の後ろにいた。だからチャレンジは心配していない」また4日アロンソは英国のテレビ局ITVのインタビューの中で、将来フェラーリへの移籍の可能性はあると語った。「来年のことだけでなく、近い将来のことも考えておかなければならない。いずれわかるだろう」そして、2010年フェラーリに移籍するのかという質問には「わからない」と答えた。