元F1ドライバーのハイメ・アルグエルスアリは、F1時代の自分はまるで“人形”のようだったと振り返る。スペイン出身のハイメ・アルグエルスアリは、2009年の第10戦ハンガリーGPでトロロッソから当時のF1最年少記録となる19歳125日でデビューを果たし、2011年までF1を戦ったがシートを喪失。今はレーサーを引退して、DJとして活動している。
「F1を去ったときは憎しみを感じていた」とハイメ・アルグエルスアリは Ara にコメント。「準備が整っていない状態でF1のような資本主義の世界に入ったら、あなたは人形だ。ブランドを代表する。誰が友人で、誰が嘘をついているのかもわからない」「F1で意見を言うことはできない。僕は自分の意見を言いたかったんだけどね。僕のクルマと他のクルマに違いがあることはわかっていた」F1キャリアを終えたときは、レッドブルが他チームに移籍できないようにブロックしていたと考えていたが、今ではその考えは変わり、F1へと導いてくれたレッドブルに感謝していると語る。「それが起こったときは『人々は僕の敵だ』と考えるのは簡単だった。でも、後になって、彼らのおかげで自分がF1にいられたことを悟った。彼らはレースをするために僕に給料を払ってくれていtし、感謝しなければならない」