アルファロメオF1チームは、2023年F1バーレーンGPの予選で、バルテリ・ボッタスが12番手、周冠宇が13番手だった。アルファロメオのマシンは好調で、プラクティスではトップ10に食い込んだが、日が落ちるとミッドフィールドが厳しくなり、Q2では2台ともカットオフの幅を間違えてしまった。しかし、周がチームメイトに0.030秒差まで迫ったことは、今シーズンのチーム内戦が非常に緊密になることを予感させるものだった。この2人が互いにプッシュし続けることができれば、ポイントはついてくるはずだ。
バルテリ・ボッタス(12番手/1分31秒443)「僕たちにとってはストレートな予選だった。12番手からのスタートなので、間違いなくポイント圏内を目指していく。ラップには満足しているし、周が僕をプッシュしてくれたことも良かった。Q3にはちょっと足りなかったけど、ミッドフィールドは本当に僅差だし、まだまだ何が起こるかわからない。テストでは、レーストリムの状態は悪くなかった。タイヤデグラデーションが各車にどのような影響を与えるか、興味深いところだ。レースがどうなるかを予想するのは難しいけど、ベストを尽くすつもりだ」周冠宇(13番手/1分31秒473)「トップ10圏外ではあるけど、明日のレースでは、いくつかのポジションを上げられるポテンシャルがあると感じている。 昨年は順位を上げることができたので、今回も同じことができるはずだ。今回もタイトな戦いになるだろうし、ポイント獲得が目標だ。プラクティスでのパフォーマンスを見ると、僕たちはトップ10争いに加わることができると思う。その日に誰がすべてをまとめられるかが勝負になることが多い。今日もあと一歩のところまで行ったが、最終的には少し足りなかった。それでも、明日はいろいろと勝負できることがあるし、いい仕事ができると確信している」アレッサンドロ・アルンニ・ブラビ(チームチーフ)「今日の結果は、良い第一歩であり、明日のポイント獲得に向けた土台となるものだ。今日の予選は、チームとして満足のいくものだった。2人のドライバーはよくやってくれたし、こことヒンウィルのクルー全員がこの課題に立ち向かってくれた。ミッドフィールドは非常にタイトな戦いになると予想していたが、今晩の結果は、この戦いがいかに緊迫したものになるかを示している。周りの車とのギャップは少なく、コンマ1秒の差で順位が大きく変わる。Q3進出を逃したとはいえ、我々はまだポイント争いに参加している。我々の焦点は日曜日に移っている。テストとプラクティスで見せたロングランのペースを最大限に生かすために、最高のレースプランを準備しなければならない。明日はいいレースをして、ホームのチームのためにいい結果を残せると確信している」
全文を読む