レッドブル・ホンダのドライバーに抜擢されたアレクサンダー・アルボンは、8月26日(月)にレッドブルの本社を訪れ、今週末のF1ベルギーGPから新たな愛車となるRB15でシート合わせを行った。今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、序盤の12戦でチームメイトのダニール・クビアトに引けを取らないパフォーマンスを発揮。成績不振のピエール・ガスリーに代わって、残りのレースでレッドブル・ホンダのドライバーを務めることになった。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがトップチームのプレッシャーのなかでパフォーマンスを発揮できると楽観視していると語る。「アルボンが第2のガスリーになるとは思っていない。アルボンを起用したとき、我々は彼が実際にレース毎に示しているスピードを持っているとは思っていなかった。来年、誰がフェルスタッペンのチームメイトになるかはわからないし、アルボンには、この9戦でプレッシャーなく、パフォーマンスを発揮して成長する機会が与えられる」とヘルムート・マルコはコメント。また、ダニール・クビアトではなく、アレクサンダー・アルボンを起用した理由について「アルボンの方が最適だと考えたからだ」とコメント。「クビアトがどれくらい速いかはわかっているし、彼はより完成されたドライバーになったと言うことができる。だが、すべての要素を考慮した上で、我々はアレックスを選んだ」レッドブル・ホンダは、コンストラクターズ選手権2位のフェラーリに44ポイント差まで迫っており、新たなドライバー体制で逆転を目指す。
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