角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1ラスベガスGP初日のフリー走行で好感触を得た一方、FP2ではいくつかの問題に見舞われたことを明かした。FP1では序盤から速さを示し、低グリップ路面でも自信を持ってマシンを操れたという。一方でFP2はトラブルが発生し、十分な走行ができないまま終わったが、それでもセットアップ比較などで前進が得られたと述べた。明日のFP3と予選に向けて、改善の余地はあるものの処理できる範囲だと語る。
FP1は非常に良いセッションに見えました。FP2はあまりカウントできない状況でしたが、今日の走行全体をどう感じていますか?全体的には、ラスベガスの初日としてすごく自信のある1日になりました。FP2で少し問題があったのは残念ですが、ペース自体はしっかりありました。FP1とは少し違うフィーリングがあったのですが、学びの一部として受け止めています。完全ではないですが、セッションの中で良い方向に向かって改善できましたし、それでもペースは悪くなかったので、今日は良い1日だったと思います。チームとしてもいろいろ比較ができたので、明日はすべてをまとめたいと思います。FP2の問題は何だったのでしょうか? マシントラブルでしたか? それともセッション全体の問題ですか?反射(reflex)系の問題でした。FP1では最初のラップからかなり速かった印象です。セットアップ的にも最初から自信を持てるクルマだったのでしょうか?はい、そう思います。このクルマの理解が進んできていて、特に低グリップの路面ではマシンへの自信がすごく大事です。常にクルマをコントロールし続ける必要があるからです。その点で今日は自信がありましたし、このマシンをしっかり扱えていると感じました。もちろん、まだ詰められる部分はありますが、良い流れだと思います。この調子で進められれば、明日は前の方で戦えそうですか?どうでしょうね。FP2ではまだそこまで速くはなかったですし、フェラーリはかなり速いと思います。トップ4チームは本当に僅差なので、まだクルマから少しスピードを引き出す必要があります。でも、セットアップを比較しながら、今夜のうちに何か見つけられると思いますし、明日が楽しみです。
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