角田裕毅は、F1アゼルバイジャンGP初日のフリー走行でFP1を6番手、FP2を14番手で終えた。FP2序盤のショートランではマックス・フェルスタッペンとの差を縮めきれず順位を落とした角田裕毅だが、午後のセッションではロングランで大きな手応えをつかんだ。
今季これまで課題とされてきたレースペースに関して、角田裕毅は「今年一番」と表現する感触を得られたと語っている。ショートランの課題を早期に洗い出した上で、ロングランで改善を確認できたことは、チームにとっても明日以降につながるポジティブな要素となった。「バクーでの走行はいつも少し特別なので、各セッションからできる限り多くの情報を得ることが大切です。全体的には良い1日でした」と角田裕毅は振り返った。「ショートランでは改善の余地がありますが、それを金曜日に経験できたのは良いことですし、明日のために準備ができると思います」午後のFP2ではロングランに注力し、そこで大きな収穫を得たと強調した。また、マシン理解の進展についても触れ、前進していることを明確にした。「FP2では主にロングランに集中しましたが、それはずっと良い感触でした。今年はこういう感覚をあまり得られていなかったので、とてもポジティブです」と角田裕毅はコメント。「クルマの挙動も理解できるようになってきていますし、1周ごとに前進できています。前向きな気持ちを保ちながら正しい方向に進んでいきたいです。明日何ができるか楽しみにしています」
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