角田裕毅が2025年F1第14戦ハンガリーGP決勝でピットレーンからのスタートを強いられることが明らかになった。FIAのテクニカルデリゲートが8月3日付で発行した報告書によれば、レッドブル・レーシング・ホンダRBPTの角田裕毅はパワーユニット(PU)コンポーネントの規定数を超える交換を行ったため、スポーティングレギュレーションに違反したとされる。
具体的には、角田裕毅は以下の3つのPU構成部品をそれぞれ5基目に交換している:■ 内燃機関(ICE)■ ターボチャージャー(TC)■ モーター・ジェネレーター・ユニット・ヒート(MGU-H)2025年シーズンにおいて各コンポーネントの最大使用許容量は4基までと定められており、5基目の投入はF1競技規定第28.2条に抵触する。このため、角田にはグリッド降格ではなく、ピットレーンスタートという厳しいペナルティが科されることになった。なお、この変更はハンガリーGPの決勝当日、正式にスチュワードへ通達されており、角田はスターティンググリッドには並ばず、ピット出口からのレーススタートとなる。角田裕毅は予選で16番手に終わっていたが、今回のペナルティにより、さらに困難な状況からの巻き返しを強いられることになる。2025年F1ハンガリーGP 暫定スターティンググリッドGridNoドライバーチーム予選116シャルル・ルクレールフェラーリ1 (-)281オスカー・ピアストリマクラーレン2 (-)34ランド・ノリスマクラーレン3 (-)463ジョージ・ラッセルメルセデス4 (-)514フェルナンド・アロンソアストンマーティン5 (-)618ランス・ストロールアストンマーティン6 (-)798ガブリエル・ボルトレトザウバー7 (-)81マックス・フェルスタッペンレッドブル8 (-)955リアム・ローソンレーシングブルズ9 (-)106アイザック・ハジャーレーシングブルズ10 (-)1112アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス11 (-)1287オリバー・ベアマンハース12 (-)1344ルイス・ハミルトンフェラーリ13 (-)1430カルロス・サインツJr.ウィリアムズ14 (-)1543フランコ・コラピントアルピーヌ15 (-)1610ピエール・ガスリーアルピーヌ17 (↑1)1731エステバン・オコンハース18 (↑1)1827ニコ・ヒュルケンベルグザウバー19 (↑1)1923アレクサンダー・アルボンウィリアムズ20 (↑1)2022角田裕毅レッドブル16
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