角田裕毅は(レッドブル・レーシング)、2025年F1ハンガリーGP初日のフリー走行を9番手で終了。マシンのグリップ不足に苦戦していることを明かした。無線ではマックス・フェルスタッペンとともにバランス面の問題を訴えていたが、角田裕毅は「バランス自体は主な問題ではない」と語り、本来感じるべきグリップが得られていないことが大きな課題だと分析した。
それでもFP1からは改善の兆しが見られ、ポジティブな要素もあったという。FP2では大幅なセットアップ変更を施し、チーム全体でデータを共有しながら明日の予選に向けて根本的な制限要因を特定していくと語った。Q:角田選手、まずは今日の走行について教えてください。あなたとマックスの両方が無線でバランスに苦労していると話していましたが、具体的にどんな問題だったんでしょうか?角田裕毅: バランス自体は正直、そこまで大きな問題じゃないと思ってます。どちらかというと、本来感じるはずのグリップが感じられなくて、そこが一番足りない部分だと感じてます。でも少なくとも僕の側では、FP1から比べると少し前進できていて、ポジティブなステップはありました。そういう意味では良かったかなと思ってます。ただ、全体としてはやっぱりチームとして苦しんでる状態です。Q:FP2では少しポジションも上がってきて、前進も見られましたが、いま抱えている課題に対して、明日の予選までに対応できそうですか?角田裕毅: どうなるかはまだ分からないですね。簡単なことではないと思います。FP2では結構いろんなことを試したので、マックスのクルマからも僕のクルマからも、何かポジティブな要素は見つけられると思ってます。お互いのデータを組み合わせながら、今チームとして見つけ出さなきゃいけない“本質的な制限”の部分、そこを明日までに何とか探し出さないといけないと思ってます。
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