角田裕毅が2025年F1ベルギーGP予選で7番グリッドを獲得。これは今季途中から昇格したレッドブル・レーシングでの自己最高位となり、ここまで苦戦が続いていた中での大きな一歩となった。チームは直前にアップグレード版のフロアを投入。実戦では初使用となったにもかかわらず、角田裕毅はそれを活かして強力なパフォーマンスを発揮した。
セットアップも変更された未知の状態で臨んだ予選だったが、難しい条件を克服し、角田本人も手応えを感じているようだ。――今日はレッドブルでの自己最高グリッド、7番手という結果でした。これまでなかなかマシンのポテンシャルを引き出せないと話してきましたが、今日の結果には満足しているのでは?角田裕毅: はい、すごく嬉しいです。それに、直前にアップグレードを投入してくれたチームには本当に感謝しています。すごく大きな違いを感じましたし、まだ改善の余地はあるとはいえ、フロアだけでもこの位置に来られたのは本当に大きかったです。なので、チームには本当に感謝しています。このグランプリのためにすごくハードに働いてくれましたし、メカニックたちもすごかったです。作業量がとんでもなくて、どうやって予選までに仕上げてくれたのか、いまだに信じられません。でも、すべてがうまくいきましたし、明日が楽しみです。――そのクルマに一度も乗らずに、ここまでのパフォーマンスを出せたというのは、自信にもなるのでは?天気がどうなっても戦えそうですね。角田裕毅: そうですね、しかもセットアップも変更していて、正直、予選に入るときは“未知のマシン”という感じでした。どんな挙動になるのか、正確にはわかっていませんでした。でもエンジニアたちがうまくまとめてくれて、できるだけ安定したマシンにしてくれたので、自信もつけやすかったです。明日も引き続き自信を持っていけると思います。天候に対応できるよう、ややハイブリッド寄りのセットアップにしていて、どんなコンディションでも僕たちはけっこう満足しています。あとは良い形でポイントを取って締めくくるだけですね。
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