角田裕毅にとってスペインでのレース週末は決して順調とは言えなかったが、決勝直前にさらに追い打ちがかかることになった。レッドブルがパルクフェルメ規定下で彼のマシンに複数の変更を加えたため、角田は決勝をピットレーンからスタートすることになった。角田はすでに厳しい予選結果に苦しんでいたが、決勝当日になって、レッドブル・レーシングが彼のリアウイングを交換し、さらにセットアップにもいくつかの変更を加えたことで、パルクフェルメ規定に抵触。
これにより、角田裕毅は、ランス・ストロールの欠場で繰り上がっていた本来の19番グリッドからピットレーンスタートに変更された。まさに踏んだり蹴ったりの週末だが、これらの変更によってレース中に巻き返しのチャンスをつかめる可能性も残されている。