角田裕毅が2025年のF1シーズンにおけるレッドブル・レーシングの公式リザーブドライバーに指名されたとRacingNews365が伝えている。角田裕毅はは2025年にセルジオ・ペレスの後任としてレッドブル・レーシングに昇格する候補者であったが、最終的にチームはレーシングブルズのチームメイトであるリアム・ローソンを選んだ。
リアム・ローソンは2025年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトとなり、角田裕毅はジュニアチームでの5シーズン目を過ごすことになったが、来季はレッドブル・レーシングでレースをする可能性もある。角田裕毅はレッドブルの公式リザーブドライバーに就任したことが確認されており、フェルスタッペンやローソンがレース出場停止処分を受けたり負傷したりした場合は、角田裕毅がチームのレースドライバーとして出場することになる。新シーズンを迎えるにあたり、マックウス・フェルスタッペンは8ポイントのペナルティポイントを課せられているが、6月のオーストリアGP後に次のペナルティポイントが削除される予定であるため、レース出場停止処分を受けるにはあと4ポイントで11ラウンドを走り切らなければならない。また、もし、レッドブルから角田裕毅に声がかかった場合、あるいは、角田裕毅やレッドブルの新たなチームメイトであるアイザック・ハジャーが出場停止処分や負傷を負った場合、チームは岩佐歩夢にリザーブドライバーとしての参加を要請することになる。岩佐歩夢は、FIA F2とスーパーフォーミュラのポイントを組み合わせることで、必要なスーパーライセンスポイント40を獲得しており、2024年の日本グランプリとアブダビグランプリではFP1でレーシングブルズをドライブし、シーズン後のテストでも走った。