角田裕毅は、2024年のF1世界選手権にフル参戦したドライバーのなかで最も低い年俸だと試算されている。マックス・フェルスタッペンが、F1で最も稼ぐドライバーの地位を維持していることが、RacingNews365の推定によると明らかになった。ルイス・ハミルトンは、長らくF1でトップの収入を得ていたが、現在はフェルスタッペンを下回っている。
ハミルトンの2024年の給与は、昨年夏にサインしたメルセデスとの契約によるものだが、2025年にフェラーリ(そして昇給)に移籍する前のチームでの最後の年となる。シャルル・ルクレールは、2024年シーズン前にサインしたフェラーリとの新契約により、現在、3番目に高額な報酬を得ている。また、ランド・ノリスは、同じく2024年の早い時期にサインしたマクラーレンとの新契約により、4番目に高額な報酬を得ている。メルセデスのジョージ・ラッセルとアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、5番目に高額な報酬を得ている。注目すべきは、リストのもう一方の端にRBの角田裕毅とウィリアムズのローガン・サージェントが位置していることだ。100万ドル(約1億5700万円)の給与は、シーズン途中で解雇されたダニエル・リカルドの7分の1だ。ちなみに2025年にレーシングブルズでF1デビューを果たすアイザック・ハジャーの年俸は約80万ユーロ(約1億3000万円)に設定されている。2024年は多くの現役ドライバーが年末に契約が切れるため、他チームとの契約を模索できることから、例年以上に活発な移籍シーズンになることが予想される。メルセデスがハミルトンの後任に支払う金額、そしてレッドブルがペレスを解雇して新たなドライバーを獲得する可能性は、いずれも巨額の移籍金が動く可能性がある。F1ドライバーは、上記のリストに表示されている基本給のほかに、レースでの勝利や選手権獲得によるボーナスを受け取ることができる。つまり、フェルスタッペンの報酬は、基本給の5,500万ドルよりも大幅に高くなるということだ。2024年 F1ドライバー サラリーDriverTeamSalary($ million)マックス・フェルスタッペンレッドブル55ルイス・ハミルトンメルセデス45シャルル・ルクレールフェラーリ34ランド・ノリスマクラーレン20ジョージ・ラッセルメルセデス18フェルナンド・アロンソアストンマーティン18セルジオ・ペレスレッドブル14カルロス・サインツJr.フェラーリ12バルテリ・ボッタスザウバー10ダニエル・リカルドRB7エステバン・オコンアルピーヌ6ピエール・ガスリーアルピーヌ6オスカー・ピアストリマクラーレン6ケビン・マグヌッセンハース5アレクサンダー・アルボンウィリアムズ3ランス・ストロールアストンマーティン3ニコ・ヒュルケンベルグハース2周冠宇ザウバー2 角田裕毅RB1ローガン・サージェントウィリアムズ12023年、フォーブスは、ボーナスを含めたフェルスタッペンの収入は7,000万ドルに上ると推定した。
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