角田裕毅は、2024年F1イタリアGPの決勝レースでマシンをリタイアに追いやった接触を起こしたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は「不必要な動き」だったと語った。16番グリッドからスタートした角田裕毅は、オープニングラップで2つ順位を上げたが、大きく順位を落としたヒュルケンベルグにターン1で追突されてマシンにダメージを負った。
最終的にダメージはレース続行は不可能と判断され、7周目にピットに戻ってレースをリタイアした。レース後、F1.comのインタビューを受けた角田裕毅はリタイアについて「とにかくフロアのダメージが大きすぎました。運転できる状態ではなかったですし、レースを続けることはできませんでした。それが主な理由です」と説明。ヒュルケンベルグはかなり後方から角田裕毅にぶつかってきたが、接触事故については「リプレイを見てみなければなりませんが、彼はターン1への進入でロックアップしたようです。逃れようとしたし、できるかぎりスペースを与えようとしましたが、ぶつかってきました」と説明。「レースが早々に終わってしまって残念ですし、不必要な動きだったと思います」角田裕毅とのこのインシデントで、ニコ・ヒュルケンベルグには10秒ペナルティが科された。