角田裕毅は、2023年F1第22戦ラスベガスGPの決勝をリタイア。今週末は「何かチャレンジをしなければならなかった」と語った。最後尾グリッドからスタートした角田裕毅は、ソフトタイヤでのスタートをチョイス。オープニングラップのトラブルを避けて、一時は10番手まで順位を上げた。しかし、その後はペースが上がらず、最後尾近くまで順位を落とすと、最後はギアボックスとみられるトラブルによってレースをリタイアした。
「チーム内で戦略を分けて、僕の方は少し賭けに出たのですがうまくいきませんでした」と角田裕毅はコメント。「スタートはうまくいってトラブルを避けることができ、いくつかポジションも上げることができたのですが、残念ながらトップ10入りできるほどのペースはありませんでした」「ペースで苦戦すると分かっていた分、なにか違った戦略を試さなければいけないと思っていたので、チャレンジできたことには満足しています」「今日は結果に反映することができず、リタイアとなってしまいました。次戦のアブダビはポイント獲得を目指し、ベストを尽くして戦います」