レッドブルの姉妹F1チームであるスクーデリア・アルファタウリに所属する角田裕毅は、2024年シーズンにレッドブル・レーシングに昇格する可能性があるという噂にも関わらず、チームを離れるつもりはないと語った。角田裕毅は、2023年シーズン前半戦のパフォーマンスと進歩で皆を感心させている。角田はここまで2ポイントしか獲得していないが、最初の10レースでは非力なAT04を上回るパフォーマンスを見せ、いくつかのレースでポイント圏内に入っている。
Total-Motorsportの独占インタビューで角田裕毅は「レッドブルファミリーと一緒にいることができて本当に幸せです」と語った。「ここでは居心地がいいし、自分らしくいられる。ドライバーとして、他のチームから注目されるのはいいことだけど、今はアルファタウリに満足しています」「彼らはここ数年サポートしてくれているので、他のチームのことは考えていなません」「レッドブルに行く機会があれば、それは素晴らしいことでしょう。でも、さっきも言ったように、2024年のことはあまり考えていないし、アルファタウリ以外に行く理由もあまりありません」角田裕毅は、今シーズンだけでなく、自分のパフォーマンスとチーム内の信頼は昨年よりも向上していると述べた。「今年から自信がついたとみんなに言われました」と角田裕毅は語った。「でも、同時に、去年の僕のレースを見ていた人はあまり多くありませんでした。ドライコンディションでの予選のほとんどで、僕はピエールに勝っていました。自信はあります」「今年はレースでも予選でも、より多くのことがうまくいっています。契約のことはあまり心配しなくていいし、今はレースで結果を出すために何をすべきかに集中しています」角田裕毅は、次戦F1ハンガリーGPからニック・デ・フリースに代わる新たなチームメイトとして8回のグランプリウィナーであるダニエル・リカルドを迎える。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは角田裕毅の挑戦状を叩きつけ、F1 Insiderーに次のように語った。「ダニエル・リカルドはジュニアの角田裕毅のベンチマークにもなるだろう。そしてもう1つ、ダニエルはシルバーストーンでのテストの前に、彼がパフォーマンスを発揮できればアルファタウリのコックピットを得られることを知っていた。彼はプレッシャーのかかる状況を十二分に乗り切った」角田裕毅が今シーズンもパフォーマンスを続ければ、将来レッドブル・レーシングがセルジオ・ペレスの後任を狙う場合、彼は間違いなく争奪戦に加わることになるだろう。彼は正しい扉をノックしており、ダニエル・リカルドを上回れば、ペレスの後任候補となることは間違いない。