角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2022年F1シンガポールGPの予選を10番手で終えた。シンガポールでの走行は今週末が初めてであり、フリー走行ではトップ10内のタイムを出すことができていなかった角田裕毅だが、予選ではパフォーマンスを発揮し、Q1とQ2をそれぞれ8番手タイムで通過して今季5回目のQ3進出を果たす。
雨によってQ2まではインターミディエイトでのアタックとなったが、Q3では路面はほぼドライに。他のドライバーはソフトタイヤでQ3のアタックを開始したが、角田裕毅はインターでコースに出た2台のうちの一台だった。そのため、ドライタイヤでのアタックが1周少なくなり、それがラップタイムにも影響したと角田裕毅は語る。「トップ10圏内からスタートできるので嬉しいです」と角田裕毅はコメント。「FP3から上手くリカバリーできたと思います。Q3進出はかなり厳しくなるだろうと思っていたので、今日の結果には満足しています」「シンガポールGPの予選が自分とチームのフィジカルに大きな負荷をかけることは知っていましたし、今日はコンディションがその負荷をさらに大きくしましたが、全員が素晴らしい仕事をしました。2台揃って良い結果を出せたのはポジティブですね」「Q3をインターミディエイトからスタートしてしまったのは少し残念でした。スリックを履いてもう1周できていたら、もっと良いタイムを残せていたかもしれなかったからです。ですが、すべては経験ですし、ここから学びたいと思います」「あとは決勝レースだけを意識します。明日はまた少し気温が下がりそうなので、これが僕たちの助けになれば、すべてを上手くまとめて2台揃ってポイント圏内でフィニッシュできると思います」
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