アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、2021年 第16戦 F1トルコGPへの意気込みを語った。「ロシアは本当に残念でした。予選までは全てが上手くいき、普段通り進んでいました。スパの時の比べて、インターミディエイト・タイヤでのドライビングに関して一歩前進できていたのに、土曜日の午後はコンマ数秒の差でQ3に進出できなかったので悔しかったです」と角田裕毅はコメント。
「レースでは、グリップが殆どなくファーストラップでかなり順位を落としてしまい、その後はずっとダーティエアーに苦しめられました」「レース後はファクトリーで時間を過ごし、レースの反省をしたり、トルコに向けての準備やトレーニングをしました。自宅には自由に使えるシミュレーターがあるので、何度も走ってみました。もちろんレッドブルにある本格的なシミュレーターとは全然違いますが、今まで使ってきた物の中では一番リアルです」「シミュレーターの1番の主な利点はサーキットについて学べるという点と、ドライビングに磨きをかけられるという点です。また、過去のレースで起きた事を振り返ったり、特定のドライビングの練習もできます。自宅にシミュレーターを置くのはとても便利で、エンジニアたちと相談しながら、彼らが自分用に作成してくれたプランに基づいてFP1から予選までをシミュレーションできます」「去年、F2ではトルコでのレースはなかったので、イスタンブール・パーク・サーキットを走るのは今回が初めてになります。去年のF1を観ましたが、とても滑りやすいコンディションでした。 雨だったということもありますが、路面が新しいものだったということも原因だと思います。なので、今週は大丈夫であることを祈ります」「いつも通りのプログラムに従って、スピードを徐々に伸ばしていきたいと思います。過去5戦は安定はしていましたが、パフォーマンスとペースはあまり良くなかったです。なので今週は、もっと戦えるようにもう少し調整を重ねていきたいと思います。おそらくドライコンディションであり、サーキットのターン8ではフィジカル面が要求されてくるので厳しくなるとは思いますが、レースを楽しみにしています」
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