アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選を13番手で終えた。今回がF1予選デビューとなった角田裕毅はQ1を2番手で通過。その後のセッションに期待が高まったが、ミディアムタイヤで突破を狙ったQ2でタイムを伸ばせず、13番手でQ2敗退となった。ただし、明日のレースではスタートタイヤを自由に選択することが可能となる。
ルーキーながらミディアムタイヤでのQ2突破を狙い、果敢にアタックした角田裕毅は、惜しくも実を結びなかったが、チーム、そして本人ともにこのレースへの自信がうかがえる。「率直に言うと、少しがっかりしています」と角田裕毅はコメント。「Q1でペースは発揮できましたし、Q2での戦略にも自信があったのですが、最後のアタックで十分なグリップを得られませんでした」「上位のグリッドでスタートできないのは残念ですが、レースペースがあるのは分かっているので、明日何ができるか見ていきます」「1周走るごとに学びが深まっているので、明日のレースまでにエンジニアと今日のデータを分析していきます。一方で、初めてのF1予選ながらもマシンに自信を持てているなど、今日はポジティブな面もたくさんありました」「戦えるポジションにいますし、レース中に順位を上げられるポテンシャルもあると思います」