WRC 第6戦 ラリー・ポルトガルが21日(日)に最終日を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が今季2勝目を挙げた。デイ4は、マトジニョスの東~東北で4本、計42.93kmのSSが設定。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は254.04kmと、4日間でもっとも短い1日だが、途中に整備を行なうサービスは設けられないため、クルマを壊さぬように細心の注意を払って走る必要がある。
SS16と、その再走ステージとなるSS19「ファフェ」はビッグジャンプで知られる名物ステージであり、毎年多くの観客がSSを訪れる。そして最後のステージとなるSS19は、トップ5タイムを刻んだ選手にボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に設定された。優勝はセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)。2位には15.6秒差でティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、3位にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)が続いた。セバスチャン・オジェは、この勝利でマルク・アレンが持っているポルトガルでの5勝記録に並ぶことになった。「間違いなく最高の気分だ」とセバスチャン・オジェはコメント。「また表彰台の頂点にのぼることができて感激している。チームのおかげだ。新しいクルマは完璧だった。素晴らしい。モンテでも新しいクルマで勝利したし、ここでも勝ったからね!」トヨタは、ユホ・ハンニネンが7位、ヤリ-マティ・ラトバラが9位、エサペッカ・ラッピが10位に入り、3台揃って入賞を果たした。2017 WRC 第5戦 ラリーポルトガル 結果順位ドライバーマシンタイム1セバスチャン・オジェフォード フィエスタWRCM3:42:55.7.62ティエリー・ヌービルヒュンダイi20クーペWRCM+15.63ダニ・ソルドヒュンダイi20クーペWRCM +1:01.74オット・タナクフォード フィエスタWRCM+1:30.25クレイグ・ブリーンシトロエン C3 WRCM+1:57.46エルフィン・エバンスフォード フィエスタWRCM+3:01.67ユホ・ハンニネントヨタ ヤリスWRCM+3:48.98マッズ・オストベルグフォード フィエスタWRC +5:29.79ヤリ-マティ・ラトバラトヨタ ヤリスWRCM+5:43.610エサペッカ・ラッピトヨタ ヤリスWRCM+8:13.3
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