F1カタールGP予選で発生したカルロス・サインツJr.の不可解なトラブルについて、FIAスチュワードが正式な判断を下した。最終的にウィリアムズには5000ユーロの罰金が科され、同時にアレクサンダー・アルボンの調査結果も明らかになった。サインツはルサイル・インターナショナル・サーキットで7番手を記録したが、Q3終盤のアタック前に赤旗の原因となった。ピットレーンを走行した際、リアタイヤに“床に貼られていたプラスチック製のステッカー”が巻き付き、それを引きずったまま走行を続けていた。
FIA「安全でない状態でのリリース」スチュワードの決定文によれば、ウィリアムズはこのステッカーを「シーズン中盤から使用しており、これまで問題がなかった」と説明。一方で、最終的な責任はチーム側にあるとし、車両を“安全でない状態”でコースに送り出したと判断された。映像では、ステッカーが絡みついたことでサインツのFW47が非常にコントロールしづらい状態になっていたことが確認されており、この点も罰金判断の根拠となった。アルボンへの調査は「不問」同時に、Q1開始時のピットレーンでアレクサンダー・アルボンに対してもFIAが調査を行っていたが、こちらは「不問」とされ、ペナルティは科されなかった。アルボンは最終的に15番手で予選を終えている。