ウィリアムズ・レーシングは、アトラシアン(Atlassian)とチーム史上最大となる複数年のタイトルスポンサー契約を締結。2025年のF1世界選手権から「アトラシアン・ウィリアムズ・レーシング(Atlassian Williams Racing)」として参戦する。これにより、オーストラリアのテクノロジー企業であるアトラシアンは2020年以来となるウィリアムズ・レーシングのタイトルスポンサーとなる。
また、このパートナーシップはブランディングにとどまらず、アトラシアンはチームの公式テクノロジーパートナーおよび公式コラボレーションソフトウェアパートナーにも就任した。このニュースは、金曜日に予定されているウィリアムズの2025年F1マシン『FW47』の発表、および来週ロンドンのO2アリーナで開催されるF175カラーリング発表イベントに先立って発表された。「アトラシアンをF1に迎え入れ、アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングとして進化していくことを嬉しく思う」とウィリアムズF1のチーム代表のジェームス・ボウルズは語った。「この規模と重要性を誇るタイトルパートナーシップを獲得できたことは、我々の輝かしいチームの歴史において記念すべき日であり、復活を遂げるための変革における大きなマイルストーンだ」「我々は、このチームを再びグリッドの最前列に返り咲かせるために、あらゆる正しい要素を整えている。そして、アトラシアンは、そのテクノロジーとツールを通じて、組織全体におけるチームワークとコラボレーションの改善により、我々のポテンシャルを最大限に引き出す手助けをしてくれるパートナーだ」「当社の価値観と野心は完全に一致しており、共に達成できることに興奮している」ウィリアムズにはタイトルスポンサーの長い歴史があるが、5年前にドリルトン・キャピタルがチームを買収して以来、アトラシアンが初めてとなる。これまでのタイトルパートナーには、AT&T、マルティーニ、ROKITなどがあり、アトラシアンCEOのマイク・キャノン・ブルックス氏は、9度のF1コンストラクターズチャンピオンに輝いたチームと関連する最新の名称となることを喜んでいる。「F1は究極のチームスポーツだ。エンジニア、開発者、商業チーム、ピットクルーなど、数え切れないほどのスタッフが、表彰台を目指して信じられないほどのスピードでリアルタイムに協力し合う」「アトラシアンは、ウィリアムズのチームワークの力を深く信じる姿勢に共感している。優れたチームが適切なツールとプラクティスを備えていれば、単独では不可能なことも達成できると私たちは知っている」「オーストラリア発のグローバルテクノロジー企業の一社として、情熱、意欲、そして素晴らしいものを創り上げているという信念を持つことの大切さを理解している」「このチームは目覚ましい変貌を遂げた。アトラシアン・ウィリアムズ・レーシングは、新たな偉大なる時代の基礎をすべて備えていると確信している」