ウィリアムズ・レーシングは、2023年F1開幕戦バーレーンGPで、アレクサンダー・アルボンが10位、ローガン・サージェントが12位でフィニッシュした。予選でトップ10入りのポテンシャルがあると言っていたが、15番手という残念な結果で終えていたアレクサンダー・アルボンは、決勝でそれを覆すような見事なスタートでレースを展開した。
アルボンは、トップ10の中で唯一、セーフティカーが導入された時間帯にピットインし、フレッシュなソフトタイヤでレースに臨み、ポイント圏内に入った。サージャントももう少しでトップ10入りに到達しそうであり、12位でフィニッシュした。デイブ・ロブソン(車両パフォーマンス責任者)「昨日の悔しさをバネに、今日はいい形でカムバックし、シーズンを力強くスタートさせることができた。ポイントを獲得したことは常に報われることだが、今日はそれ以上にポジティブなことがあった。アレックスは、我々が知っている通り、巧みなドライビングで順位を上げ、最後までタイヤをマネージメントしながら力強いディフェンスを見せた。ローガンは素晴らしい開幕戦を経験し、F1レースについて多くのことを学んだ。彼はひとつのミスもなく、慎重にアタックし、タイヤの使い方も上手だった。ローガンとチームは、このポジションを獲得するために懸命に働いてきたし、そのチャンスをうまく生かした。これは長いシーズンの最初のレースだ。まだまだやるべきことはたくさんあるが、次のサウジアラビアとオーストラリアに向け、勢いをつけていくことができた」ローガン・サージェント (12位)「デビュー戦は、1秒1秒がとても楽しかった。初めてのスタートは格別だった。チームのことを誇りに思うし、テストから予想されていたことをすべて上回ることができたと思う。アレックスとウィリアムズ・レーシングのみんながシーズン最初のポイントを獲得したことを祝福する。僕自身は、スタートからピットストップ、バーチャルセーフティカーに至るまで、すべてがスムーズに進んだ。これを良いベースにして、年間を通して進歩し続けることができればと思う」アレックス・アルボン (10位)「トリッキーな予選セッションのために、グリッドのポジションを落としてしまったけど、しかし、スタートはとても良く、ラインアウトからいくつか順位を上げ、レース中に何度か激しいバトルをした。我々は強く、戦っていたし、レースペースも予想以上に良かった。タフなレースだったし、マネジメントも大変だったけど、うまくいった。ミッドフィールドのペースとまではいかないが、あと一歩のところまで来ているし、第1レースでポイントを獲得できたのは本当に素晴らしいことだ。ウィリアムズ・レーシングの全員がよくやったと思う」
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