ウィリアムズF1チームの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、2020年F1マシン『FW43』は今季の低迷から抜け出せる“改善を果たす”と自信をみせる。2018年はウィリアムズにとって最悪なシーズンだったが、今年はさらに悪化。チームは予選で常に最も遅く、日曜日の決勝ではしばしば2周遅れだった。雨で波乱となったF1ドイツGPでロバート・クビサが1ポイントを獲得してなんとかノーポイントを免れたが、再びコンストラクターズ選手権最下位でシーズンを終えた。
「私たちは困難な2年を過ごしましたが、2つの困難な年がチームを定義するわけではありません」とクレア・ウィリアムズは GPToday に語った。「今年私がこのチームで目にしたのは、並外れた量の回復力と粘り強さです。また、物事を好転させるために一生懸命努力する意欲もあります」「私はその仕事が一瞬で実を結ぶような仕事になることは決してないと言ってきました。時間がかかります」「私たちは過去14か月でチーム内でかなりの変革を遂げてきました。今、その仕事の成果が報われ始めています」クレア・ウィリアムズは、来シーズンはプレシーズンテストから適切にスタートすると誓う。今年、ウィリアムズはFW42がテストに間に合わず、最初の数日間を逃すことになった。「我々全員が来年の目標を立てています。それらの目標に満足し、快適に感じています。我々は現在の自分の位置を把握しています」「しかし、チームが設定した目標を達成することは常に課題です。テストのためにマシンを準備するのは難しいことですが、来年はそれを正しくやらなければなりません」「今年、FW43のシャーシは改善されると思います。現在、それを確実にするためにファクトリーで作業が行われています」「ジョージとニコラスが彼らの能力を発揮できるマシンを提供しなければなりません」
全文を読む