ウィリアムズは、2020年のF1ドライバーラインアップを発表するのは最終戦F1アブダビGPの後になると語る。ジョージ・ラッセルはすでに2020年もウィリアムズに残留することが決定しているが、ロバート・クビサが抜けたシートに誰が座ることになるかはまだ明らかになっていない。
最有力候補は現在、ウィリアムズの開発ドライバーを務めているニコラス・ラティフィ。現在、F2でランキング2位のラティフィはスーパーライセンスポイントを満たすことになり、F1デビューは可能となっている。すでにニコラス・ラティフィは、今年ウィリアムズで複数回のフリー走行に出走しており、メキシコやアメリカといったF2レースが開催されないサーキットでの経験を積んでいる。しかし、ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、フリー走行出走とニコラス・ラティフィのレースドライバー昇格は必ずしも関連性があるわけではないとし、発表はF1アブダビGP終了後になると語る。「プラクティスセッションでニコラス・ラティフィをクルマに乗せることが以前からの計画でした。今後数戦でも彼を目にすることになります。それは明白な兆候というわけではありません」とクレア・ウィリアムズはコメント。「今年のアブダビGP後まで2020年の2人目のドライバー発表を行わないことはメディアに非常に明確にしてきました」今年、ウィリアムズは、F1ドイツGPでロバート・クビサが1ポイントを獲得したのみで、コンストラクターズ選手権の最下位に沈んでいる。