ウィリアムズは、F1ベルギーGPの決勝レースで、ジョージ・ラッセルが15位、ロバート・クビサが17位でレースを終えた。クレア・ウィリアムズ(副チーム代表)「アントワーヌ・ユベールの悲惨な死を受け、スパでは誰もが非常に困難な週末を送りした。今日、私たちはアントワーヌのために戦いました。若き才能がこんなにも早く奪われたことを悲しんでいます。ロキット・ウィリアムズ・レーシングの全員より、アントワーヌ・ユベールのご家族ご友人の皆さまに心からのお悔やみを申し上げます」
デイブ・ロブソン(シニアレースエンジニア)「両ドライバーともしっかりと1ストップレースを完了させて、2台とも無事に完走を果たしてくれた。序盤にライコネンに接触があり、我々は彼と競うことができ、ジョージは前をキープすることもできた。ベッテルの接近によって、フラストレーションのたまる青旗が振られ、ロバートは十分なペースあったいも関わらず、前に居続けられなかった。とはいえ、全体的に我々のマシンはスパにあまり適しておらず、ロングストレートでの競争が難しかった。来週は今シーズンでは最後となるヨーロッパのレースであるモンツァに挑む。いつもの通りに週末にアプローチし、今週末から学んだことを適応させていくつもりだ。だが、当面は我々の思いはアントワーヌ・ユベールのご家族、ご友人、関係者の方々と共にある。F1初勝利を達成したシャルルを祝したい」ジョージ・ラッセル「悲劇的なニュースを受け、今日はすべての人にとっても難しい一日だった。アントワーヌは素晴らしい男だったし、彼の名誉をかけてレースをしたことに誇りを感じてくれたならうれしい。良いスタートを切ることができず、外側にはじき出された。ライコネンがたくさんのデブリをまき散らしながら飛び上がったのが見えた。僕はエスケープロードに逃げることを決め、戻ったときにはフェルスタッペンがスロー走行していた。それで多くのポジションを失った。最終的に前の人たちとどれくらいのギャップがあったかは知らないけど、ペースは悪くなかった。全体をとしてかなり孤独なレースだった。僕たちにとってここはもともと最も過酷なレースになることはわかっていた。来週末はリセットして戦い、何ができる見てみなければならない」ロバート・クビサ「昨日のせいでピットレーンからスタートし、クルマを少し妥協しなければならなかった。涼しい天候ではタイヤの温度を最適に保てるのでピットスタートは有利になったかもしれないが、セーフティカーが出たせいでそこから何も得ることができなかった。レース序盤にミディアムタイヤのデグラデーションが少しあったが、ペースはそれほど悪くなかった。そのあとは安定し、ペースに何とか戻すことができた。レース後半はソフトコンパウンドを履いて、ライコネンを何とか抑えていたけど、ベッテルに周回遅れにされたのは少し分だった。彼は僕のDRSゾーンに入ってきて、アルファロメオは直線で時速20kph近く速いので、彼ら簡単に僕をオーバーテイクしていった」関連:F1ベルギーGP 結果 | ルクレールがF1初優勝&フェラーリ今季初勝利