元F1ワールドチャンオンのナイジェル・マンセルは、近代のF1の技術の進歩のおかげで、2018年に経験の浅いドライバーラインナップを起用したウィリアムズが必ずしも苦戦するとは限らないと語る。今年、ウィリアムズは19歳のランス・ストロールと22歳のセルゲイ・シロトキンというF1史上で最年少ラインナップでF1を戦う。
「コンピュターの助けがなかった数年前であれば、チームに2人の若手ドライバーがいることは懸念だっただろう」とナイジェル・マンセルは Autosport にコメント。「今はエンジニアからの多くのサポートがあり、多くの情報があるので、そこまで問題にはならない」「今のF1マシンは、ドライバーがある一定のスピードまで到達すれば、勝手に走ってくれる。彼らは多くのサポートを得られる」「クルマが優れており、彼らが輝けるレースがあることを願ってる。彼らがグリッドの後方に落ちないことを願っているよ」ウィリアムズは、若手二人に加えて、32歳のロバート・クビサをリザーブ兼開発ドライバーに起用。ロバート・クビサは、主にシミュレーターでの作業となるが、プレシーズンテストやインシーズンテスト、そして、数回の金曜フリープラクティスでの走行が予定されている。ナイジェル・マンセルは、ロバート・クビサの存在が、ランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンが知識を素早く得ることに貢献していくと考えている。「高いレベルで競争し、勝利を挙げるには、ドライバーがどれくらい多くの経験を有しているかに左右される」「ワールドチャンピオンがチームメイトにいて彼らの近くで仕事をするのは興味深いことだ。本当に多くのことを素早く学ぶことができる」「みんなが多くの洞察力を持っている。私は常に他人から視点を得ることに関心を持っている」