ウィリアムズは、2018年F1マシンのコンセプトの重要なエリアに“かなりの変更”を加えるとチーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウは語る。現在、ウィリアムズは45ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権5位につけているが、トロ・ロッソ、ハース、ルノーを含めた4チームは11ポイント以内の接戦となっている。
「我々はかなりの変更を加える予定だ」と今シーズン、メルセデスからウィリアムズに加入したパディ・ロウはコメント。「予定している異なることは多くあるし、現時点でそれはうまくいっている」「哲学を変更しようとしているエリアはかなりたくさんある」F1ベルギーGPでは2台揃って予選Q1で敗退。フェリペ・マッサはウィリアムズが開発レースで後塵を拝していると語っていた。その見解に同意しているかと質問されたパディ・ロウは「常にそういった可能性はある」と Autodport にコメント。「サーキット毎に大きなバリエーションが存在するように、単一のレースから何かを結論づけるのは困難だ」「傾向に目をむけなければならない。我々は中団グループで激しく戦っている。我々はその前で距離を作り出せていない。だが、過去数カ月でそのような状況に陥ってしまっている」「どの部分が間違っているのか、開発がうまくいっていないのかを理解する必要がある」パディ・ロウは、ウィリアムズがリソースを最大限に活用するために懸命に努力してきたが、もっと効率的になれたかもしれないと認める。「あらゆる分野で改善が必要が。それが競争の本質だ」とパディ・ロウはコメント。「我々にはそれなりのリソースがあり、そのリソースで可能な限りベストを尽くすのが我々の仕事だ。それには効率性が重要だ」「我々は現時点よりもはるかに効率的になれるはずだ」「もっと多くの成功を収めれば、自分自身をさらに改善するためにより多くのリソースを引きつけられるだろう。それがグランプリのフォーミュラだ」