ウィリアムズ、F1シンガポールGP決勝レースで、ニコ・ロズベルグが2位、中嶋一貴が8位だった。混乱のレース展開の中、ニコ・ロズベルグが見事に2位表彰台を獲得した。セーフティカーのタイミングがピットインと重なり、ストップ&ゴーペナルティを余儀なくされたロズベルグ。しかし、ペナルティまでの間に後ろとのギャップを広げたロズベルグはピットアウト後も2位を死守。自身最高位となる2位表彰台を獲得した。
一方、中嶋一貴も粘り強い走りで8位入賞。1ポイントを獲得した。ニコ・ロズベルグ (2位)「僕にとって、とても浮き沈みの多いレースだった。スタートは酷かった。重いヤルノ・トゥルーリの後ろになってしまった。戦略がうまくいくには、絶対に彼を追い抜かなければならなかった。追い越すときは、かなり身の毛のよだつ瞬間だったよ。追い越すことが可能なわずか2つの場所で、ターン7はとてもバンピーだし、ターン10では近づけなかったからね。いずれにしろ、やっと彼をクリアして、チームが僕のピットストップを伝えたあとにセーフティカーが入ってくるのを見た時は信じられなかったし、もう終わったかと思った。ストップ&ゴー・ペナルティの前に、狂ったようにプッシュし、予選のあとに予選ラップをしなければならなかった。僕はなんとか2回目のピットストップを完了するために十分なギャップを作ることができ、2位を守ることができた。手に余るほどだったし、今年最も体力のいるレースでミラーの中のクルマがいる中でのラップは、驚くほど時間がゆっくり進んだよ。でも、今度だけは全てがうまくいった。フランクは再び幸運のタータンチェックズボンを履かなければならないだろうね!」中嶋一貴 (8位)「調子が戻ったし、チームのために素晴らしい一日だった。もちろんニコにおめでとうと言いたい。僕のレースに関する限り、セーフティカーのタイミングは少し不運だった。でも、何があろうとレースペッスでプッシュして、他のマシンをオーバーテイクしなければならなかった。最終的に久しぶりにポイントを獲得できたのは素晴らしかった。残りシーズンも今日の示したポテンシャルを維持したい。」
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