ベネズエラのウゴ・チャベス大統領が5日、死去した。58歳だった。ウゴ・チャベス大統領は、2011年に骨盤付近にがんが見つかり、これまでキューバで4度にわたり手術を受けていた。ウゴ・チャベスは1999年に大統領に就任。在任期間は14年に及んだ。昨年10月の大統領選挙で4選を果たしていたが、最後の手術が行われた昨年12月11日以降、公の場に姿を見せていなかった。
大統領の職務は暫定的にマドゥロ副大統領が引き継ぎ、30日以内に大統領選挙が実施される。ウゴ・チャベス大統領は、国営石油会社PDVSAを通じてパストール・マルドナドを支援。PDVSAはウィリアムズのスポンサーており、2012年のスポンサー額が4600万ドル(約36億円)と報じられている。ウゴ・チャベス大統領の死去により、ベネズエラとしての支援に影響が出ることは必至と思われる。