中野信治は、2014年にWEC世界耐久選手権のLMP2クラスにフル参戦することが決定。シリーズに含まれるル・マン24時間レースにも参戦する。所属チームは2012年から共にル・マン24時間などを戦っているデルタADRがオペレートする「ミレニアム・レーシング」。シャシーはORECA03、エンジンは日産、タイヤはダンロップを使用する。
中野信治「信じられない。この年齢になって世界選手権を戦うチャンスと巡り合えるとは…。継続することの意味、そして信じ続けることの尊さを改めて感じています。今年8回目を迎えるルマン24への挑戦とF1以来、実に16年振りとなる世界選手権への挑戦をイギリスの強豪チームであるミレニアムレーシングと共に戦えることを誇りに思っております。今年43歳を迎える僕ですが、16年前と変わらぬ信念のもと全身全霊を傾けて戦う所存です。今回この素晴らしいチャンスをくれたミレニアムレーシングと僕を支えてくれている沢山の仲間達、そしてファンの皆様にこの場を借りて心から御礼を申し上げます」