FIAは、WEC世界耐久選手権のLM-GTEクラスの性能調整(Balance of Performance )を変更することを発表した。GTE Proクラスで、AFコルセのフェラーリ458を走らせている小林可夢偉は、性能調整(Balance of Performance )によってアストンマーチンにアドバンテージがあると繰り返し述べていた。
開幕戦で小林可夢偉は「今年の性能調整でアストンがさらに速くなっているということは分かっていましたが、予選になって彼らが本当の速さを見せつけられた感じです」と述べていた。また動画では「ハンディがクルマそれぞれにあって、そこに今のところ苦しまされている。今後FIAがしっかりこのルールを変えてくれることを期待してます」としていた。この度、WECは性能調整の規約を変更することを発表。アストンマーチンは10kgのバラストが増加することになった。一方、開幕2戦でいまだ表彰台のないポルシェはリストリクター径を0.3mm大きくできることになった。