プジョーは、2022年にWEC/ル・マン24時間レースに参戦するハイパーカー『プジョー 9X8』を発表した。プジョーは、耐久レースで長い実績を誇っており、1992年と1992年のル・マン24時間レースでは『905』、2009年には『908 HDi FAPディーゼル』で優勝を果たしている。プジョーは、2022〜2023年のシーズンからWECのハイパーカーに参戦する。
7月6日にプジョーは特別プレゼンテーションを開催し、『プジョー 9X8』の最初のデザインを公開した。プジョーのCEOを務めるリンダ・ジャクソンは「実際には非常に単純だ」と語った。「『9』は究極のプジョーカーを表す。905、908など、すべてのレーシングカーを振り返ればおわかりだろう。『X』は四輪駆動だが、ハイブリッドも意味する」「そして最後に『8』だが、プジョーの現在のレンジにハイパーカーを統合している。208、3008があり、そこに9X8が加わる」9X8は、リアウイングを持たないデザインが特に印象的だ。「レギュレーションには、リアウィングを実際に必要とせずに、必要なレベルのパフォーマンスを達成する機会がある」とテクニカルチーフのオリビエ・ヤンソニーは説明した。「また、それは我々がアドバンテージとして使用できるものだと思ている」オリバー・ヤンソニーは、プロジェクトは最初の発表以来「かなりのステップ」を踏んでおり、「4月からダイナモでテスト中」の最初のエンジンを製造し、900kwバッテリーで使用される「一部のパーツ」をすでに製造していると述べた。プジョーは、今年初めにWECとル・マンのドライバーラインナップを発表している。元F1ドライバーのケビン・マグヌッセンを筆頭に、同じく元F1ドライバーのポール・ディ・レスタとジャン・エリック・ベルニュ、長年の耐久レースで傑出したロイック・デュバル、2016年のLMP2チャンピオンのグスタボ・メネゼス、そして現在のIMSA LMP2リーダーのミケル・ジェンセンで形成される。そして、ジェームズ・ロシターがリザーブドライバーを務める。プレゼンテーションの中で、ジャン・エリック・ベルニュは、9X8のデザインを「革命的」で「言葉で表せないほど」だと述べ、ケビン。マグヌッセンは「これまでに見たレースカーとは違う」と述べました。「ル・マンの歴史を刻む車になるだろう」とジャン・エリック・ベルニュは語った。「勝てば歴史が作られる。この車で勝つことを確認する必要があるが、この車がル・マンに勝った場合、それは歴史の本を書く車になるだろう」
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