マーク・ウェバーは、今週アルガルベ・サーキットでポルシェのLMP1カーをテストした。今年F1を引退したマーク・ウェバーは、来年の1月のバーレーンで予定されているテストまでポルシェのLMP1カーを走らせる予定がなかった。レッドブルとの契約は12月末までだが、レッドブルはマーク・ウェバーのテストを許可している。
「この魅力的なプロジェクトの初日は僕にとって激しい経験だった。こんなに早くにプロジェクトに加わる機会を与えてくれたレッドブル・レーシングに感謝したい」「これは僕たち全員にとって大きく、重要なステップだ。素早くチームに融合できるし、LMP1レースカーのさらなる開発に貢献することができるからね」ポルシェのLMP1プログラム担当副社長フリッツ・エンツィンガーも、マーク・ウェバーをテストに参加させてくれたポルシェに感謝の言葉を述べた。アルガルベでのテストでは、ミシュランとともに行われ、ポルシェはサスペンションとタイヤのテストに集中した。ポルシェの社内チームは、6月にヴァイサッハでLMP1カーをシェイクダウンさせた後、ラウジッツ、マニクール、モンツァ、ポールリカールで1台のマシンでテストを完了している。フリッツ・エンツィンガーは、テストで“重要な進呈”を果たしたと説明した。「全ての走行距離が重要だったし、開発を前進させる新しいデータを我々に提供してくれた」とフリッツ・エンツィンガーは述べた。「我々の努力は2014年まで変わらずに続いていく。4月中旬のシルバーストンでのシーズン開幕までやることはたくさんある」