マーク・ウェバーが、元チームメイトのセバスチャン・ベッテルについて懐かしの率直な言葉で語った。F1パッドックでは、典型的なPR用のコメントが多いが、F1を離れてル・マンに転向したマーク・ウェバーは、いつも遠慮のない発言で人気者だった。元チームメイトの2014年シーズンについて、マーク・ウェバーは「ベッテルは新しいルールに手こずってるね」と Servus TV にコメント。
「良くはなってきているけど、開幕戦から彼が多くのミスを犯していたのがわかる」しかし、セバスチャン・ベッテルは、ミスを犯したことについては否定しないものの、2014年の苦戦のは信頼性不足による面が大きかったと考えている。スパでは、ダニエル・リカルドとの直接的な比較は“不公平”だと発言したほどだ。マシンは同じRB10だが、リカルドの方がトラブルが少ない。セバスチャン・ベッテルは「人々は結果だけを見て意見を言うよね」と RTL にコメント。「でも、彼らは本当のことをいつも見ているわけではない」「僕たちはあまりにも多くのテクニカルトラブルを経験した。エンジンが何基も燃え、多くのコンポーネントを無駄にした」「ダニエルはとても強いパフォーマンスを見せている。それは疑うまでもない。でも、彼が勝ったレースは、流れが少し違っていたら僕も勝てたはずだ」セバスチャン・ベッテルは、自身の才能を疑うことはないと語る。「一冬で走り方を忘れたり、それまで正しくできていたことが全くできなくなったりすることはない」「今でもハングリーだし、もう少し良いポジションにつくことができれば、チャンピオンシップを戦えるチャンスがあると思っている」
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